毎日おどりが終わりベースに帰ってその日の作業のバックアップ、シートの整理、機材の整備などをやっていると日付が変わっていました。嵐のような4日が終わり、応援スタッフも帰った16日から5日にわたり、南内町演舞場を舞台に映画のクライマックスシーンの撮影が始まりました。
この間は「連」のおどりは全て今までに収録した音に依るプレイバック撮影です。PBに関しては、応援スタッフの一人の前田君に担当してもらいました、日中、30度を超す炎天下の元で俳優を入れての綿密なリハーサルを何度も繰り返し、夜の本番に備えます。録音部もPB撮影のための準備、音の出し位置等を演出部と打ち合わせ、スピーカーの設置、ケーブルの配線、(広い演舞場をカバーするのは大変で時間が一番掛かる作業になりました。)
この間は「連」のおどりは全て今までに収録した音に依るプレイバック撮影です。PBに関しては、応援スタッフの一人の前田君に担当してもらいました、日中、30度を超す炎天下の元で俳優を入れての綿密なリハーサルを何度も繰り返し、夜の本番に備えます。録音部もPB撮影のための準備、音の出し位置等を演出部と打ち合わせ、スピーカーの設置、ケーブルの配線、(広い演舞場をカバーするのは大変で時間が一番掛かる作業になりました。)
夕方からエキストラの方々が助監督、制作部の指示に従い整然と入場してきます、観客役のエキストラの数は毎日役2,500名に及びます。これらのエキストラを初め、会場の警備、整理係り、果てはコーヒーのケイタリングに至るまで全て「眉山を応援する会」を中心とする支援団体の呼びかけに応じられた徳島県民の方々です。
午後7時に、俳優を入れ、「連」のおどりを込みでのリハーサル~本番の撮影となります、「連」の皆さんも本番4日間の疲れも見せず、すばらしいおどりを披露してくれます。観客の皆さんもエキストラで有ることを忘れてしばし阿波おどりを堪能しています。が、録音部はあらかじめ会場を取り仕切る助監督のマイクを通じてあらかじめこの撮影では指示に従いパントマイム、おどりの方々も声は出さずに盛り上がる芝居をしてくださいとかなり無理なお願いをしています。エキストラの人たちの感じが良くなった頃合いで今度はPBのお囃子にのって「連」の方が踊り込んできます、もちろん声は出さず、身振り手振りだけ、会場を彼らたてる足音と低く抑えたお囃子の音と観客役の人たちの手拍子のまねのみがひっそり?と続くなかで俳優のせりふです、緊張の一瞬でしたがうまく収録出来ました。
皆さんに助監督(兼重君という2ヶ月も前から準備で徳島にきていて、すっかり徳島市民におなじみになった)の絶妙のマイクパフォーマンスのおかげで指示が行き届いていて、この後のPB同禄もうまくいきました。阿波おどり本番に続き6日間(一日の雨天中止と突然の大雨による中断が有った。)の怒濤のような日々が終わり、現在は徳島市内の各所での撮影が続いています。9月末には帰京の予定です。